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商品コード:
A-070c

珪藻土(ピンク色) 3kg

販売価格(税込):
2,200
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鉱石粉末
鉱石各種
原料:珪藻土(ピンク色)乾燥粉末
重量:3kg袋詰  


珪藻土の調湿作用を利用して天然の空調に!



珪藻土のご説明


珪藻土(けいそうど、diatomite)は、藻類の一種である珪藻の殻の化石よりなる堆積物(堆積岩)である。ダイアトマイトともいう。珪藻の殻は二酸化ケイ素(SiO2)でできており、珪藻土もこれを主成分とする。珪藻が海や湖沼などで大量に増殖し死滅すると、その死骸は水底に沈殿する。死骸の中の有機物の部分は徐々に分解されていき、最終的には二酸化ケイ素を主成分とする殻のみが残る。このようにしてできた珪藻の化石からなる岩石が珪藻土(けいそうど)である。

太平洋戦争中には、ベントナイトと共にビスケット及び乾パンやキャラメル等、菓子・食品類の増量剤として使われたことがあったらしい。(現在では「製造用剤」として最終食品に添加されないことを前提に、ビールなどの濾過に使われることを目的に食品添加物として名簿に残ってますが、最終食品に添加することは禁止されています。)
数量:

「珪藻土(けいそうど)」とは

珪藻土は、植物性プランクトン(藻類)の死骸が海や湖の底に、長い時間かかって堆積して出来た土(主成分は珪素「シリカ」)で、純粋なものは白色であるが、一般には黄灰色を呈する。(ただし、これも産地によりイロイロ)古くから、こんろ(しちりん)、耐火煉瓦の原料や酒、ビールの濾過材、吸着、脱臭剤などとして幅広く利用されてきました。
珪藻土は、表面には無数の微細な孔(0.1~1ミクロン)を持っており、その数は活性炭の数千倍とも言われているほどです。
地球上に、珪藻土層ができたのは、人類誕生よりはるかに太古の約3000万年~数十万年前にも遡ります。
この珪藻土の利用に人間が、目をつけたのは、今から約2000年前のことです。
ギリシャ人は、早くも珪藻土の効果を知って活用していました。珪藻土を使った建築物で最も古いのが、トルコのイスタンブールにある聖ソフィア教会堂だと言われています。この教会堂のシンボルでもある直径32mの大ドームに珪藻土で作った材料が使われています。
やがて、産業革命が起こり、珪藻土は世界中で工業にも利用されるようになりました。
また、珪藻土の吸収力の大きさに目をつけたスウェーデンの工業科学者で発明家のアルフレッド・ノーベルは、ニトログリセリンを珪藻土に吸収させ、安定させた爆破薬『ダイナマイト』を発明しました。以降、珪藻土の消費量も増えていきました。
珪藻土は、起源が植物という事もあり、小さな粒子の中に無数の孔質(空気層)を抱え、他の素材からは比べものにならない調湿性や断熱性、遮音性、脱臭性などに優れています。
特に耐熱温度が1700度と高く、科学的にも侵されにくい性質を持っているので、七輪の原料にもなっています。また、珪藻土は吸着性に富んでいるため、揮発性有機化合物(ホルムアルデヒドなど)によるシックハウス症候群を抑えたり、吸放湿性のない内装材では結露の抑制が難しため、カビやダニの発生を抑制することが難しく、アレルギーやアトピーの原因となってしまうことがありますが、珪藻土にはこれらの悪循環を緩和する働きがあります。
また土である為、廃棄しても自然の土に還るため環境に優しいなど沢山の利点があります。
珪藻土は、世界中で採れますが、日本以外の主な産地ではアメリカ・カナダ・ドイツ・フランスなどが有名です。
日本国内では約80箇所の産地(鉱床)が確認されていますが、代表的な産地は、石川県能登地方、岡山県蒜山地方、秋田県、大分県などが有ります。(※本品は岐阜県産です。)
これらのように、珪藻土(ケイソウド)という言葉は、未だ一般的には、耳慣れない物ですが、意外と私たちの生活の中で大活躍しているのです。

珪藻土(ケイソウド)の特徴と効果

超多孔質である珪藻土(ケイソウド)は、室内の湿気を適度に吸収放出し、湿度をコントロールします。その為、結露やカビを押さえ、ダニの発生も防止することが出来ます。
また、悪臭成分や化学物質を吸着し、光触媒の配合によっては永久的な消臭壁としても機能します。
更には、多孔質であるため、断熱性、吸音性にも優れています。もちろん無機素材であるために防火性も高く、火災の際に有毒ガスを発生することもありません。


①脱臭性・・・ 珪藻土の持つ微細孔(小さな穴)が悪臭・煙等を吸着します。
②耐熱性・・・ 珪藻土は、燃えない物質なので七輪や耐火レンガ等に使用されています。
③調湿性・・・ 湿度が高くなると水蒸気を吸収し、乾燥してくると吸収した水分を放出する
        湿度のコントロール機能があります
④防露性・・・ 結露の発生を抑えてくれます。
⑤ホルムアルデヒド対策・・・天然の素材ですのでホルムアルデヒドの発生がありません。
                 
これらの他にも、保温性や遮音性などの性質があります。

珪藻土(ケイソウド)の具体的な使い方

■ 一工夫必要ですが、手軽に珪藻土をの良さを体感できます。


これらの優れた機能を持つ珪藻土ですが、当社で販売する珪藻土は、天然乾燥品というタイプで、一般的に建材等に使われる珪藻土加工品(焼成品や溶剤添加加工品)とは多少タイプが異なります。(添加剤一切不使用、原料100%)
壁塗りなどに使用される白色珪藻土は、良いものですが値段が高いのがネックです。
当社では、敢えて、手を加えない自然乾燥品を取り扱うことで、手軽に珪藻土を応用して頂けるように低価格販売しております。
ですので、壁などに塗る場合、珪藻土だけでは当然、固まりませんので接着剤が必要になります。つまり壁剤として使用する為にはご自分で工夫して作る必要があります。
これが簡単に塗れる製品にまで仕上げると結構、高価なものになってしまうので、当店では敢えて、その過程と苦労を掛けてでも自分で手軽に扱ってみたいという方に低価格で販売できれば良いと考えてます。
ですから、その辺の知識と技術とやる気を持った方に喜んで購入して頂ければ、こんなに嬉しい事はありません。どうぞ宜しくお願い致します。。

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